息子のサッカー観察記

エンジョイ勢のサッカー記録。

進路

怒涛の公式戦ラッシュももうすぐ終わりを迎えそう。

順位が見えてきたことにより、エンジョイ成分が戻ってきてうれしい。

ここ最近の、どんな手段を使ってでも勝ちにいく大人たちの姿勢にはちょっと引いてしまった。息子チームにも、対戦相手のチームにも。

私はジタバタせずに正々堂々とみんなで勝利を目指してほしいの。

エンジョイ勢だから。

思っているだけで誰にも、息子にも言ってないけど。

思えば去年、5年生の時から始まった6年生の公式戦への出場は

途中インフルエンザとかになりつつもなんとか体調を整えて全て果たすことができた。

ほぼ全ての試合をゴールキーパーとして。

この2年間…正確にはまだ1年半だけど…本当にいい経験ができたと思う。

中学受験のためにフェードアウトしなかったことに後悔はない。

だけどこの選択や経験が息子の人生にとって最短でもベストでもないとは思う。

言うなれば余白。サッカーは人生の余白。

充分エンジョイできたでしょう。

時間さえあれば、時間さえ無限にあれば、クラブチームでサッカーを続けさせてあげたいけれど、今以上にサッカーに時間を割くのはもう無理…とわかっているのに、チームメイトたちの進路を耳にすると心が揺らぐ。

息子には一度ちゃんとしたGKコーチの下で教えて貰えるようにすればよかったなと今更思う。

それだけが心残り。

中学の部活でGK続けるならスクールに通わせてやらんこともない。そのくらいの余裕はありそう。なんせ弱小ゆるゆるサッカー部だからね。

無駄に顔の広い上の子が中学サッカー部OB数名に聞いてくれた。

「弱いしゆるいけど部活は楽しかった。人数少ないからぜひ入ってほしい。」

とみんな言ってたって。

楽しいのが一番。

とか、この先あと何回かは葛藤することになるんだろうな。