息子のサッカー観察記

エンジョイ勢のサッカー記録。

中学受験とサッカーの両立〜最終章〜

もう新しいチームでの活動が始まり、さっそく合宿へ行っている子もいるわけですが、息子はのんびり春休みを満喫しています。

たまってしまったZ会をこなし、やっと通常運転。

公立中高一貫校受検用の問題よりも中学校の勉強の方が簡単だと豪語してますよ。

いつまでそう言っていられるかね?

6年生後半はなんだか怒涛のように過ぎていった。

受検するつもりだったのに、サッカーにどっぷり浸かってしまって…まあ、楽しかったけど。

 

息子のまわりでサッカーと中学受験を本当の意味で両立させた子は結局いなかった。

途中でドロップアウトしてサッカーに専念した息子はもちろん両立できなかった。

高レベルの第一志望校に受かった子は4年生から塾優先。5、6年は完全にサッカーお休みだった子と、4年生で完全にサッカーをやめた子。

これは両立ではないよね。

サッカーにフルで出ていて第一志望に受かった子は、サッカー命の子。サッカーを続けるための受験だった。一応塾へは行っていたけれど、学力は…失礼ながらはっきり言って低い。現時点ではね。勉強に目覚めて本腰入れたら化けることはあるかもだけど。

これも両立ではないと思う。

サッカーに参加したり塾を優先したりとどっちも取ろうとした子は、希望のチームへは入れたけど希望の学校へは行けなかった子。全落ちで諦めて公立へ進学する子。

とまあ、元々の学力の違いとかもあるけど結構残念な結果になってしまった。

これも両立とは言い難い。

サッカーやめても満足のいく学校に合格できなかった子もいるし、少子化だっていうのに現実は厳しいよね。

ごく一部の天才以外、みんなフルで課金してくるからね。サッカーもだけど。

まあそんなことはどうでもいいのよ。

この6年間、息子はサッカーを楽しんだ。それだけでいいんだ。

 

この先は…クラブチームへのお誘いが未だあるのだけど…部活で頑張れ。

息子ならきっとどこにいてもそれなりに楽しむことができるだろうと思うよ。